犬の関節炎（腰痛・関節症）は進行性の病気なので、放置すれば症状はどんどん悪化していきます。また、ゆっくりと悪化するため、飼い主が愛犬の関節炎に気づく頃には症状がかなり進行していることがあります。
犬の関節炎（腰痛・関節症）早期発見・早期治療がきわめて重要です。疑わしい歩行の異変・しぐさがみられる場合は、早めに動物病院に診てもらいましょう。
犬の骨関節炎の治療方法
治療方法は、食事療法と痛みをコントロールしながらの運動療法が中心
犬の骨関節炎（変形性関節症）を完治する治療法はなく、痛みを緩和し、体重管理と運動療法で症状の進行を抑える治療が中心となります。肥満（太り気味）の場合は、食事管理で適正な体重まで減量します。痛みがひどい場合は、非ステロイド性抗炎症剤の投与で炎症と痛みを抑え、リハビリを規則的におこない、少しずつ運動量を増やしていきます。また、症状によっては外科手術をおこなう場合もあります。リハビリ内容は症状・状態によって異なります。獣医師とよく相談しながら続けていきましょう。
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